2004全日本GT選手権

 

Round2 SPORTSLAND SUGO[GT300CLASS]予選1位 決勝4位

●TOURNAMENT NAME:2004 AUTOBACS JGTC Rd.2「SUGO GT Championship」
VENUS:SPORTSLAND SUGO (宮城県柴田郡村田町)
EVENT DATE:5月22日予選、23日決勝(21日公開練習日)
AUDIENCE NUMBER OF MOBILIZERS:決勝日51,500、予選日14,800
レース距離:3.704256km×81LAPS
●WEATHER:CLOUDY/RAIN (決勝日)

●COURSE CONDITION:DRY→SEMI-WET
●TEMPERATURE:13.0℃/路面温度17.0℃ (スタート直前)


積極的にアタックを行った7は1分24秒183のレコードタイムを叩きだし、

19セリカの24秒236を終盤で逆転して見事ポールポジションを獲得した。

「黄旗をやり過ごしてからアタックしたのでクルマの一番良い状態での

タイムではないんです。(19セリカに)逆転されて、

チームから『行け!』と言われたんで、ドライビングも変えて

行きました」と山路。「新しいクルマは、まったく違うクルマでフォーミュラに

近い純粋なレーシングカーのような挙動をします。

(これまでトップを走っていたライバルと)同じ道具を

手に入れたという実感を持ちました」と

記者会見のインタビューで山路は胸を張った。

 迎えた決勝日、朝8時から30分間のフリー走行が行われた。

霧のウエットコンディションとなり、気温12度/路面温度13度という寒さが続く。

7は8番手の1分31秒189にとどまった。

トップは5Vemacの1分29秒237だった。「今朝初めて満タンで走りました。

思った以上に重心が低いから、満タンの影響は少ないですね。

ウエットでのタイムは悪くなかった」と山路曇りと雨の天気予報で迎えた

決勝レースは、定刻の14時20分にフォーメーションラップ

が開始。気温13度/路面温度17度の曇り空だ。

スタートで7の山路はトップをキープ、

だが8周目には1コーナーで16NSXに先行され、続く63Vemacにも

ヘアピンのイン側を奪われ3位へと後退。

31周目に大きくポジションを落とし、予定より早くピットストップ。

山路から井入にドライバー交代。タイヤ交換、給油とピットでの作業を終えるが、

予定外のピットに準備の出来ていなかったため、作業に手間取ってしまう。

「走り始めてすぐにパワステのアシストが切れて、マシンコントロールが効かずに

アクセルだけのコントロールしかないのが悔しかった。タイヤは良かったし、

NSXに抜かれるような状況じゃなかったけれど、最終コーナーは

ハンドルをおさえているのが精一杯で、簡単に並ばれて抜かれてしまいました。

その後何かを踏んだみたいで、バックストレートでいきなりパンクしてしまい、

緊急ピットインになってしまいました」と山路は振り返る。

一時は17番手まで後退したが、レース半ばから降り出した雨の中を

井入のドライビングでリカバリーが続く。50周目には7位、5位走行中の76周目に

トップの16がスピンアウトし4位でチェッカーを受けた。

「予選を終えるまでに15周位しか乗っていなくて、いきなりレースでした。

無線で入っていたので (トラブルは)わかっていましたが、

軽くなったり重くなったりでクルマがどこに飛んでいってしまうか怖かったです

唯一の反省は、ピットで用意が出来ていなかった時の緊急ピットインでした。

4位は悔しいです」と井入。

「シェイクダウンとしては、ドライバーには悪いけれど無傷で帰ってきて

欲しかったから、ポイントとれて完走できたので○と△の結果ですかね(笑)。

マレーシアは10kgのウエイトなのでV3をねらいます」とは河野エンジニア。


 次戦は6月18〜19日の第3戦、マレーシア、セパンサーキットでの開催となる。

 

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